2013.01.10フィラリア予防薬のことステラですフィラリア(糸状虫)の寄生予防のために薬を毎月飲んでいますが、 ステラ: カルドメック → イベルメック ハム菜: ミルベマイシン → イベルメック と薬が変わったので、何がどう違うのか少し調べました。 ◎カルドメック 主成分:イベルメクチン、パモ酸ピランテル 効果 :糸状虫寄生予防、回虫・鉤虫の駆除 外観 :キューブ状フード その他:米国産牛で肉っぽい食感(動物病院の先生談) ◎イベルメック 主成分:イベルメクチン、パモ酸ピランテル 効果 :糸状虫寄生予防、回虫・鉤虫の駆除 外観 :骨の形を模したフード その他:国産牛。ジェネリック薬品。 ◎ミルベマイシンA顆粒 主成分:ミルベマイシンオキシム 効果 :糸状虫寄生予防、回虫・鉤虫・鞭虫・線虫の駆除 外観 :粉末 その他:錠剤タイプもある。 ミルベマイシンA顆粒は量が微調整し易いのと、駆除対象が多いので、幼犬 に向いているのかな? そういえば、ボクも生後数か月は白い錠剤を飲んでいました。 他のフードタイプの薬と違って美味しくないので、重要な注意点として、 「こっそり吐き出していないか、確実に飲み込んだか口の中を見て確認して ね」と動物病院の先生から指示されました。 なので、最近は味付きタイプも出たようです。 イベルメックは、ジェネリックなのでカルドメックより安価なのでは?と思 ったのですが、ボクの行く病院では同じ値段です。 「主成分・効果は同じなのでワンコの好みで選んでいいよ」と動物病院の先 生に言われたので、「国産牛の方がいいだろ」というパパの根拠のない判断 で、イベルメックになりました 他にも、 モキシデック(イベルメクチンの使用がNGな犬向け。コリーとか)や レボリューション(経口投与ができない犬向け。首に垂らす液体薬) といった薬がありますが、これらは使ったことないので分かりません フィラリア対策ですが、 ペットフード協会が行った「平成24年度 全国犬猫飼育率調査※1」による と、対策実施率は68.4%と、3割の飼い主さんは何もしていないそうです。 しかも、この調査は1年以内に対策を実施したか?という質問なので、継続 的に対策している飼い主さんはおそらくもっと少ないと推測されます。 いろいろ理由はあると思いますが「副作用が心配」という飼い主さん もいるようです。 どんな薬でも、副作用が絶対無いということは無いですからね。 動物への薬投与の副作用については、農水省のページから検索して、症例や 件数を知ることができます 【副作用情報データベース】 狂犬病予防接種と違って義務ではないため、薬を投与する・しないのリスク 判断は飼い主さんの責任ですね。 ちなみに、カルドメックでもイベルメックでも、ボクのような超小型犬には 少し小さく砕いてね。 カルドメックを丸のみして腸閉塞になった、なんて症例もあったから! ※1のニュースソース http://www.petoffice.co.jp/wpn/news.cgi?shop=honten&no=n2013010801 【関連記事】 ・フィラリア予防 前の記事へ 目次 次の記事へ |