2013.01.21【本の紹介】みずたまのチワワみずたまのチワワ こどものとも 年中向き 137号, 1997年8月号 福音館書店 作: 井上荒野(いのうえ あれの) 絵: 田中清代(たなか きよ) こんにちは、ハム菜です 「チワワ」の本を探していて、図書館で見つけました。絵本です。 あらすじ アームーという女の子が、庭で水色のみずたま模様のチワワを見つけます。 『あっ、みずたまの チワワだ。』 アームーが後を追いかけていくと、驚いたことにチワワの通ったところは、 チューリップもてんとう虫もすべて、みずたま模様に変わってしまいます。 チワワが塀の隙間をくぐっていくので、アームーも穴の向こうを覗いてみ ると、なんと!そこはあらゆるものがみずたま模様の町でした。 そこで、みずたまのチワワがふりむいて「くすっ」と笑いました。 アームーは怖くなって逃げだして... ちょっぴり怖い?独特な雰囲気のある絵本です。 チワワが登場するお話って、珍しいですよね。 パパは、消費者金融のCMでチワワが流行った頃の本かな?と思ったみたい だけど、CMは2002年放送なので、それより5年前の本みたいよ。 この本には作者のあとがきもあるのですが、なぜチワワなのか?については 触れておらず、結局分からずじまいです。 この本、ペラペラで薄くて"8月号"なんて書いてあるし、なんだろう?と思 って調べてみました。『こどものとも』というのは、福音館書店がで出版し ている絵本の月刊誌です。 1956年創刊というから、とても歴史のある本だったのね。 また、作者名にピンときた方もいらっしゃるかもしれないわね。 井上荒野さんは2008年に『切羽へ』で直木賞を受賞された作家さんよ。 びっくりね ...と、ここまで紹介して今さらだけど、この本「絶版」だったの。 びっくりね 読みたい!と思ったら、 図書館とか古本屋で、がんばって探してみてね! ステラ「...なんて無責任な紹介なんだ...」 前の記事へ 目次 次の記事へ |