2013.03.15混合ワクチンの話

ステラです
先日、病院でハゲを診てもらったのはついでで、本来の目的はワクチンの接種
でした
そこで、今回はワクチンについて勉強しました。


◎ワクチンの種類
よく聞くのは、以下のものではないでしょうか。
ボクが接種したのは8種混合(6種混合+レプトスピラ2種)でした。
・5種混合
 ジステンパー、パルボウイルス、犬伝染性肝炎、アデノウイルス2、
 パラインフルエンザウイルス
・6種混合
 5種混合+コロナウイルス
・7~9種混合
 6種混合+レプトスピラ 1~3種


それぞれどんな病気を予防するのかな?
ジステンパー
死亡率が高い感染症。仔犬や老犬が感染しやすい。空気感染する。
食欲がなくなり、呼吸器や消化器系の障害を起こす。命が助かっても重篤な
後遺症を残すことが多い。

パルボウイルス
感染力が非常に強く、仔犬で特に死亡率が高い。
激しい下痢や下血、免疫不全を起こし、発症から数日で亡くなることも多い。

伝染性肝炎(アデノウイルス1)
仔犬で死亡率が高く、成犬では発症しないことが多い感染症。空気感染する。
食欲がなくなり、咳や高熱が出る。

伝染性気管気管支炎(ケンネルコフ)
アデノウイルス2、パラインフルエンザウイルス、等による、いわゆる風邪。
咳、鼻汁、発熱症状などが出る。重症化すると肺炎に。

コロナウイルス性腸炎
感染力が強く、仔犬には危険な感染症。嘔吐物や便から感染する。
下痢や血便、嘔吐などの症状。成犬では軽い下痢程度で回復することが多い。

レプトスピラ症
レプトスピラという細菌によって引き起こされる病気。人間にも感染する。
野生動物(主にネズミ)の排泄物から感染し、室内犬の感染はまず無い。
感染しても発症しないこともあるが、発症すると肝臓や腎臓に障害が。
熱や嘔吐、食欲不振、血便などの症状。


ワクチンを1回打ったらどのくらい免疫が続くのかな?
5種ワクチンが対象にしている病気
 90%の犬で7年以上持続。残り10%は接種していても抵抗力が低下している
 ものや元から無いものあり、小型犬に若干多い傾向がある。
レプトスピラ症
 免疫が接種後1年間続いている個体は50~70%しかいない。


ワクチンは年1回接種しないとダメなのかな?
米国では、上記の免疫持続性のデータを根拠に、成犬のワクチン接種は
 ・5種混合を3年に1回
 ・レプトスピラワクチンは必要に応じて1年に1~2回
を推奨している。
米国はワクチン接種率が高く、効果の薄い10%の犬への感染のリスクが低いた
め、3年に1回接種でも良いだろうということに。

逆に日本はワクチン接種率が低く、伝染病が蔓延する可能性あるので、
10%の抵抗力の低い犬たちを守るために、年1回の摂取を推奨している。

なので、年1回は過剰摂取ですね。
ワクチンによって伝染病を予防できる可能性が高くなる代わりに、ワクチン
自体の副作用のリスクも高くなるので、ワクチン接種は最小限にしたいですね。

ステラ「真面目にワクチン打っている犬だけが、副作用のリスクを抱えて毎年
    ワクチン打っている現状は、なんだかおかしいなぁ。
    みんなが接種すれば、副作用の危険も3年に1回にできるのに...。」


じゃあ、どうしようかな?
本当は、血液検査で各ウィルスへの免疫力を調べて、免疫力が低下してきたら
接種するのがベスト。
でも、1つ1つのウィルス抗体の検査をするのは費用がかかって大変。
 ⇒(仕方ないので)定期的に接種する

それに、現状は、ほとんどのトリミングのお店やペットホテルで、1年以内の
ワクチン接種証明書を要求されるので、接種していないとお店が利用できなく
なって困ります。
 ⇒(仕方ないので)1年に1回接種する

ボクはせいぜい近所のお散歩だけの室内犬だし、頻繁に野山を駆け回ることは
無いし、レプトスピラワクチンは副作用リスクが比較的高いそうなので、
レプトスピラは不要かな。
 ⇒レプトスピラワクチンは要らない

【結論】年1回、5種か6種混合ワクチンだけ接種する

今後は、これで先生に相談してみよう。

ボクは混合ワクチン接種したばっかりだから、次はハム菜だね



ソース:
http://blog.livedoor.jp/honobonodoubutu/archives/50491100.html
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n719
http://www.nyktakamatsu.com/wakutin.html


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