2014.07.01ボタン型電池に気を付けようステラです先日、ボタン電池誤飲の危険性をTVのニュースで取り上げていました。 「異物を飲み込んだのなら、吐き出させればいいだけでしょ?」 と思うのが普通ですが、そんな甘いものではないようです。 ニュースで取り上げていた事例では、
というものです。さらに、魚肉ソーセージが電池に溶かされていく実験映像が 流されていました...これは怖い...。 特に危険なのがリチウム電池で、この事例のように、本来電池の中で起きる化 学反応が食道や胃で起きてしまうことがあります。 他にも、胃液で電池が腐食して中身の毒性物質(電解液)が出てしまったり、 電池がショートして発熱・やけどになったり、といったことが起こり得ます。 おうちにあるボタン電池を再確認しよう ボクたちワンコが間違って飲み込まないように、 ボタン電池の保管に気を付けるのはもちろんのこと、 ボタン電池が入った製品の蓋が簡単に外れないような工夫(ネジで固定する 等)が必要だそうです。 ウチでは、キッチンタイマーにボタン電池が使われていました。 電池の蓋は、コインを差して回して開けるタイプです。 万が一飲み込んでしまったら
人間の場合は、牛乳ガブ飲みさせて粘膜を保護するなどの応急処置もあるみた いですが、ワンコに牛乳ガブ飲みさせるのは難しいですよね 使用済みの電池の場合は、放電能力を失っているので少し危険性が下がります が、いずれにしてもすぐに病院へ行きましょう。 【引用・参考】 ・NHK科学文化部ブログ ・公益財団法人 日本中毒情報センター 保健師・薬剤師・看護師向け中毒情報「ボタン電池」 ・日本小児外科学会「リチウム電池に関する警告」 前の記事へ 目次 次の記事へ |