2012.11.11マイクロチップってどんなもの?先日、首輪が外れた話と犬鑑札の話を日記に書きました。犬鑑札は首輪に取り付けるので、首輪自体が外れて迷子犬になると、とボク がどこの犬なのか分からなくなってしまいます そのため、マイクロチップを埋め込むという方法があるので、パパと一緒に 調べてみました。 ●マイクロチップって? とっても小さなガラス管の中に電子部品が入っていて、これを注射器で体内 に打ち込みます 無麻酔でできて、安全も十分に確認されています。埋め込みは動物病院でで きます。費用は概ね5,000円前後。 ステラ「ちょっと太い注射でイヤだなぁ」 マイクロチップには15桁の数字が記録されていて「国籍・動物の種類・マ イクロチップのメーカー・個体識別番号」の情報が書き込まれています。 これを、空港にある金属探知機みたいな読取器(リーダー)をかざすこと で読み取ります。 ●マイクロチップがあれば、迷子犬にならないのかな? 環境省によると、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 飼い主と離ればなれになっても、マイクロチップの番号をリーダーで読み取 り、データベースに登録された情報と照合することで、飼い主のもとに戻っ てくる可能性が高くなります。 ※リーダーは、全国の動物保護センターや保健所、動物病院などに配備され ています。 http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ん? 逆に言うと、リーダーが配備されている「動物保護センターや保健所、動物 病院などに」保護されないと役に立たないということですね。それに、リー ダーの配備率は大都市圏を除いてまだ低いのだそうです。 動物保護センターや保健所に保護されたのなら、環境省のサイトで検索でき ます。写真付きで迷子の動物が掲載されています。ボクの住む東京都も専用 のページがあります。 【収容動物データ検索】 環境省 http://jawn.env.go.jp/index.html 東京都 http://www.awic-tokyo.jp/ ん~、マイクロチップのメリットがあまり感じられません... GPS機能が付いていれば、ママやパパのスマホでボクを探せるからとっても 便利なのに...と思ったのですが、よく渡り鳥の足に付けているGPSですら、 数百メートル~数キロの位置誤差があるそうです。 もっと小さいマイクロチップにもっと高精度なGPSというのは、現在の技術 ではまだまだ無理みたいです。 ●マイクロチップが必須なケース 海外旅行に行ったり、海外から日本国内に移住したりする場合にはマイクロ チップが義務になります。 ステラ「マイクロチップがボク達のパスポートになるんだね!」 ●生体認証ってダメかな? マイクロチップの代わりに、肉球静脈認証ってできないのかな。ボクら犬の 負担が無いし、ママたち飼い主の費用負担も安く済みそう。 ...肉球をセンサーにのせて、"ピッ"。 病院 「はい、ステラ様とハム菜様ですね。」 ステラ「そうです(キリッ」 ハム菜「そうよ(キリッ」 みたいな... ちなみに"生体認証"と"犬"で特許を検索したら、虹彩(眼球の黒目の模様) によるペットの個体識別の特許が2件見つかりました。 虹彩なら、非接触だし肉球が無い他の動物にも使えそうですね。やっぱり 研究している人たちはいるんだなぁ。 個体識別情報の登録率を上げるには、やっぱり飼い主さんが受け入れや すい方法を取り入れないとね ステラ「ボクは、注射無しの方法がいいな!」 ハム菜「わたしは、美味しい方法がいいな!」 前の記事へ 目次 次の記事へ |