2012.12.07【本の紹介】犬はあなたをこう見ている

ステラです
パパが、タイトルに惹かれてこの本を読みました。






 犬はあなたをこう見ている
 ジョン・ブラッドショー/訳:西田美緒子
 河出書房新社

 ※クリックしてもAmazonに飛んだりしません(笑)




本の中身ですが、前半では、
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DNA的には犬の祖先は確かにオオカミ(タイリクオオカミ)だけど、だから
といって、オオカミの特性、つまり
「群れの中の順位付け」とか
「支配と服従の関係」
とかは犬には当てはまりませんよ。だから
「必ず、飼い主の食事の後に犬がご飯を食べるようにする」とか
「家では飼い主がリーダーにならないと犬が従わない」
なんて知識は古いし誤解だよ。
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といった主張がされています。えっ?そうなの?という感じですね

著者は学者さんなので、文中に多数の論文や実験結果の引用が出てきて、そ
れを根拠に論理を展開しています(そして分量が多い…)。しつけ本ではない
ので、具体的なしつけの方法が書いてあるわけではありませんが、最近主流
になってきている「叱らない・体罰を与えない」しつけの根拠を理解するの
に良いかと思います。

「一般人向けに書いた」と言いながら、文中にはよく分からない専門用語が
いろいろ出てきます...。"オペラント条件づけ"とか。
これ、犬には限らない心理学の専門用語のようです。
そういえば、ボクが参加したパピーパーティで講演したドッグトレーナー
さんも同じ解説をしていました。



これだと、なんだかワケがわかりませんが、パパの解釈では



具体的には、
・咬むのをやめさせる

・"待て"を覚えさせる


推奨されているのは、表の左側の枠の方法です。
つまり「嬉しいこと」の多い少ないだけでしつけるという手法です。

ステ「ワンワンワン!!」
パパ「……」
ハム「ワンワンワンワンワンワン!!」
ママ「……」
ステ・ハム「ワンワンワンワン、(息切れ)、ワンワンワンワンワン!!」
パパ・ママ「(ブチッ←キレた) うるさい!!!!

パパ!ママ!実践できてないよ!!

...一方で、著者は体罰肯定派のトレーナーが存在することも認めています。
咬みつくとか吠えるとかの問題行動が収まらなければ、保健所行きになった
り捨てられたりして結果的に犬が不幸になるから、しっかりしつけるために
若干の体罰や叱責もやむを得ない、という主張です。

結論としては、犬を「小さな人間」と見るのではなく、人間とは違う犬固有
の特性・性格・能力をよく理解して、どうしたら人間と暮らす犬たちが幸せ
になるのかをみんなでよく考えましょう
、ということです

おまけですが、

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