2013.10.24【本の紹介】いかすぜ!ブブヒコ 〜チワワとドーナツ!のまき〜


      
 題   いかすぜ!ブブヒコ
     〜チワワとドーナツ!のまき〜
 作   中川ひろたか
 絵   大島妙子
 発行  2013年8月
 出版社 文溪堂






こんにちは、ステラです
今回は、チワワが登場する絵本を紹介します。
チワワが出てくる絵本ってなかなか珍しいです。

あらすじ
パパしゃんと公園にお散歩にやってきた、フレンチブルドッグのブブヒコ。
買ってもらったドーナツを落としてしまったら、コロコロ転がって行っちゃ
った!
追いかけていくと、そこにはドーナツをくわえたチワワがいました。
チワワはドーナツをポシェットに入れると、小さいあなにとびこんでいって
しまったので、ブブヒコも後を追いますが、あなの先の世界はなんと...
    

あれ?
「チワワを追いかけて穴をくぐり抜けたら、その先の世界はなんと...」って
この展開は「みずたまのチワワ」とそっくりだなぁ。偶然かな?

ともかく、ブブヒコの絵がブサカワいくて面白いです。
全体をとおしてダジャレが多いのは、作者の趣向かもしれません。
ブブヒコたちが訪れた不思議な世界は...、読んでのお楽しみですが、
一応書いておこうかな?
(以下は、ネタバレなので白い文字で書いています。
 ドラッグして反転させれば読むことができると思います。)
ブブヒコたちが訪れた不思議な世界は...、
まわりのものが全て小さくなった(それとも、ブブヒコたちが巨大化している
のかな?)「チッチャイナタウン」と、
ブブヒコの鼻にとまった蚊のなみだに映った「大海原」です。
ブブヒコの鼻に蚊がとまったので、チワワがペチっとたたいたら、蚊がなみだ
を流したのですが、このなみだをのぞきこんだら海が見えて、気づいたらいつ
のまにか小さな舟に乗って海の上にいた、という夢みたいな展開です。
というか、この不思議ワールドは"夢オチ"なのですが...。


ちなみにこの本に登場する、"パパしゃん"は絵本の作者本人で、"ブブヒコ"
も実在の飼い犬です。ブブヒコシリーズは他にも2冊あります。
 ・それいけ!ブブヒコ 〜ダックスフンド団からにげろ!の巻
 ・あっぱれ!ブブヒコ 〜まるいチーズにだまされるな!の巻
前者はダックスフンドが、後者はマルチーズが登場するようですね。

ボクもパパのこと"パパしゃん"って呼んでみようかな?


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