2015.10.18ステラくんの膝蓋骨脱臼を振り返る 〜第5回〜

岸に打ち上げられたアザラシじゃないよ、ステラです。



ボクの膝蓋骨脱臼の手術を振り返るシリーズ、
最終回は、医療費と動物医療保険についてです。


治療にかかった全医療費

治療にどのくらいの費用がかかるのか、は飼い主さんが知りたい重要な情報
だと思います。町の動物病院での検査、大きい病院行ってからの手術するか
の判断をするための検査・手術・入院でトータルの医療費は、

 383,640円

でした。検査項目や回数、術式、入院日数などでも変わってくると思うので
参考までに、診療明細も掲載します。

町の動物病院での検査


大きい病院での詳細な検査


大きい病院での手術・入院




「CRP」というのが何度か出てきますが、炎症反応の検査のことです。
採血してこの値を調べますが、数値が急に高くなったりすると、どこかで
出血していたり炎症を起こしていることになります。術後の経過が順調な
ら、だんだん数値が下がって安定するので、入院中に何度かCRPを見て
回復の具合を確認する、という感じですね。


動物医療保険

人間の場合だと健康保険のおかげで窓口支払いは3割負担ですが、動物の
場合は10割負担なので、支払いの時に「えっ!」となることが多いです
ね。

そんな時のために、動物医療保険があります。
ステラくんも医療費の7割がカバーされる保険に加入していました。
支払われた保険金、および実支払金に対する割合は、

 265,524円
 265,524円/383,640円=69.2%

です。対象にならない項目(サプリメント等)がいくらかあるようですが
ほぼ7割カバーされていることが分かります。

いざという時に頼りになる保険ですが、保険料もお安くはないですね。
ステラくんが加入している保険は年間¥27,000ほどの保険料です。4年
で11万。結構な額です。さらに来年5歳になるステラくんの場合、次回
更新で年間¥35,000に保険料もアップ。手術費用とそう変わらなくなっ
てくる場合もありそうです。

もっと保険料が安いものもいろいろありますが、そういった保険商品は
・特定の疾患を補償対象外にしていたり
・入院・手術の日数制限や1日の限度額が低かったり
・医療費が高額になったときのみ保険金が出る
等、それなりの理由があります。
補償内容を絞る代わりに割安な保険料にしているものなので、こういっ
た商品も候補に入れた上でよ~く考えて必要最小限の保障でできるだけ
安い保険を選びたいですね。

「安くなった分で、ボクのおやつを買って!



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