2015.10.20【本の紹介】おわらいコンビ ムサシとコジローポプラ物語館2おわらいコンビ ムサシとコジロー 作 上條 さなえ 絵 岡本 順 発行年 2007年 出版社 ポプラ社 ステラです ほぼ1年ぶりのチワワ本の紹介です。 絵本かと思ったら、絵本ではありませんでした。 小学3,4年生向きで、若干の挿絵があります。 あ ら す じ 小学4年生の武蔵は、友達が飼うチワワを羨ましく思っていましたが、ある 日、公園で迷子のチワワ「小次郎」と出会います。武蔵は内緒で小次郎を飼い 始めますが、団地では飼い続けることができず、飼い主にも返したくないの で、山梨の祖母の家へ連れて行こうと決意します。 しかし、その時、小次郎の様子が... まず、本のタイトルや表紙にあるような、 おわらいコンビのシーンは一切ありませんのでご注意ください! 武蔵くんの頭の中の妄想で1,2回そういう場面があるだけです。 迷子の犬を拾ってきて「よし、この子とずっと暮らしていくぞ」と決意す る頃になると、元の飼い主が現れてしまう...というパターンは王道ですが、 本作では、返した後も武蔵くんは小次郎に会いにいくことができて、悲しい 結末にはならなかったのは良かったと思います。 ただ、武蔵くんは、小次郎の具合が悪くなったことをきっかけに、やむを 得ず動物病院に小次郎を返しに行くのですが、小次郎の具合が悪くならなか ったらそのまま返さないつもりだったのかな?そう思うとちょっと残念です。 絵本じゃないので、ところどころに挿絵があるだけですが、武蔵くんの友 達が飼っているチワワ「ゲバラ」(すごい名前だ)のイラストも見てみたか ったかな。 【これまで紹介したチワワ絵本】 ・【本の紹介】チワワのこたろうにんきもの ・【本の紹介】ともだちは なきむしなこいぬ ・【本の紹介】さよならチワオ ・【本の紹介】いかすぜ!ブブヒコ 〜チワワとドーナツ!のまき〜 ・【本の紹介】みずたまのチワワ 前の記事へ 目次 次の記事へ |